Kintoneを利用した新型コロナウイルス検査結果集計システム
福岡市保健福祉局様
開発のポイント
- 福岡市内600の医療機関で実施されるPCR検査数の集計と検査結果を一元管理
- KintoneとKintone連係ソリューションを組み合わせる事で短期間での運用開始を実現
- 既設のLGWANへの対応
- Kintoneのアドオン開発による業務の効率化
お客様の課題
- 福岡市内600の医療機関からExcelで送付される検査情報集計作業の負担が大きい。
- 検査対象者の重複を目視でチェックしている。
- Excel管理の為、入力の揺らぎやセルの書式によっては検索に引っかからない・集計対象とされない事が多い。
ご提案内容
- Kintoneと連携するトヨクモ社の「FormBridge」「kViewer」を市内の医療機関に導入。Excel入力をWeb画面への入力に変更し、データを全てKintoneに集約。
- 両備システムズ社の「R-CloudProxy for kintone」を利用して短期間でLGWAN回線への対応。
- Kintoneへのアドオン開発で集計・チェック業務を自動化による業務改善。
導入効果
- 集計・チェック業務の自動化により処理可能件数/日が向上し、PCR検査数の増加に対応できた
- 検査情報の修正が各医療機関がWeb上で行えるため、集計側(福岡市)での作業が不要に。
- 医療機関の報告作業が削減された。国と福岡市、各々に必要だった報告作業が一度で完了。
- 開発期間
- 2ヶ月
- 技術要素
- Kintone、JavaScript
- 開発工程
- 要件定義、基本設計、詳細設計、開発・テスト、環境設定(アドオン機能)、納品、運用保守