2026.06.04
実装型DXとは?福岡のシステム開発会社の2026年度方針
製造業の情報システム部門・DX推進担当者の方で、次のような課題をお持ちではないでしょうか。
・PoCまでは進むが、現場定着しない
・システム導入後に改善が続かない
・ベンダー依存が強く、社内にノウハウが残らない
・現場とIT部門の認識がズレる
・DX推進そのものが“導入目的”になっている
特に製造業では、「導入すること」よりも、現場で使われ続け、継続して改善できる状態をつくることが重要です。
この記事では、エクシーズが2026年4月に社内で開催した事業計画発表会での振り返りと方針をもとに、以下の内容を紹介します。
・「実装型DX」とは何か
・製造業DXでなぜ現場定着が重要なのか
・AWS・AI活用を実務へ落とし込むための視点
・これからのDX開発会社に求められる役割
・2026年度に目指すDX支援の方向性
製造業DXを進めるうえで、外部パートナーに何を求めるべきか、自社にどのような改善体制が必要かを考える参考になれば幸いです。
エクシーズが考える“実装型DX”とは
導入して終わりにしないDX支援
当社が考える“実装型DX”とは、単なるシステム導入ではなく、現場に定着し、運用の中で改善を続けられる状態をつくることです。
製造業のDXでは、PoCや初期リリースが完了しても、現場で使われなかったり、改善が止まったりすると成果にはつながりません。
そのため、現場ヒアリング、要件整理、導入設計、保守・改善、内製化支援、AWS・AI活用までを一体で捉え、現場で使われ続けるDX支援を重視しています。
2025年度の学びと2026年度方針
2025年度の取り組みを通じて、DXは「導入すること」よりも「使われ続け、改善され続けること」が重要だと改めて実感しました。
こうした学びを踏まえ、2026年度は“実装型・事業創造型DX支援”をさらに強化していきます。
AWS・AI・内製化支援・製造業DXを個別の取り組みとしてではなく、現場改善と事業成長につなげるための支援領域として広げていく方針です。
実装型DXの進め方にお悩みの方へ
PoC後の運用定着やAWS・AI活用をご相談ください
「PoC後の運用定着に課題がある」
「現場に合ったDXの進め方を整理したい」
「AWS・AI活用を実務にどう落とし込むべきか相談したい」
このような課題をお持ちの企業様は、ぜひご相談ください。
課題整理の段階から、製造業DX・システム開発・内製化支援まで伴走します。
2025年度、エクシーズは創業来最高売上を更新
福岡・九州エリアの製造業企業との継続的な関係構築
2025年度、当社は創業来最高売上を更新しました。
特に、福岡・九州エリアの製造業企業を中心に、継続案件や受託開発案件が増加し、長期的な信頼関係を軸とした成長を実現しました。
また、製造業DX支援、AWS活用支援、AI活用提案、内製化支援、クラウド関連案件など、新しい領域への取り組みも進みました。
大規模案件で求められたプロジェクト推進力
例えば、大規模移行案件では、厳しいスケジュールの中で品質を維持しながら安定稼働へ貢献しました。
こうした案件では、単純なシステム開発力だけでなく、プロジェクト推進、品質管理、他ベンダー連携、継続運用視点なども求められます。
成長とともに見えてきた組織課題
一方で、成長とともに課題も明確になりました。
PM/PL人材不足、ノウハウ属人化、継続改善体制、営業連携、AI活用の標準化など、“組織として継続的に成長するための基盤づくり”が2026年度の重要テーマとなっています。
2025年度を振り返って見えたDX支援の課題
DX推進が目的化することで起こる問題
2025年度は、売上成長だけでなく、「DX支援の本質」がより明確になった1年でもありました。
近年では、DX推進そのものが目的化してしまい、システム導入後に使われない、現場負担が増える、改善運用が止まる、一部担当者しか理解できないといったケースも少なくありません。
製造業DXで必要になる継続改善の視点
特に製造業DXでは、単発開発だけでは成果につながりにくく、継続改善、運用定着、現場展開、将来的な拡張まで見据えた支援が必要になります。
なぜ今、製造業DXで“現場定着”が重要なのか
PoCや初期リリースで終わらせない考え方
一般的なDX支援では、システム導入完了、PoC成功、初期リリースがゴールになるケースもあります。
しかし、製造業の現場では、導入後の運用に合わなければ活用が進まず、改善活動も止まりやすくなります。
DXを成果につなげるためには、初期導入だけでなく、現場に合わせて継続的に育てていく視点が必要です。
現場定着と運用改善まで支援する理由
当社では、現場定着、運用改善、保守負荷低減、将来的な拡張性まで含めて支援を行っています。
こうした支援の積み重ねが、“実装型DX”につながっています。
AWS内製化支援で、継続改善できる体制をつくる
クラウド活用で生まれるベンダー依存の課題
クラウド活用やAWS導入が進む一方で、一部担当者しか理解できない、ベンダー依存が強い、保守運用負荷が高いといった課題を抱える企業も増えています。
そのため、“継続的に運用できる状態を作ること”を重視し、AWS内製化支援にも取り組んでいます。
AWS技術共有と資格取得支援
2025年度には、AWS技術力向上を目的とした「AWS内製化支援プロジェクト」を推進しました。
この取り組みでは、グループ会社とも連携しながら、AWS技術学習、実践演習、資格取得、ナレッジ共有、相互支援体制づくりなどを継続的に実施しています。
継続的な技術共有会や演習を実施し、複数メンバーによるAWS認定資格取得も進みました。
ベンダー依存を減らす内製化支援
製造業DXでは、「導入後に改善し続けられるか」が非常に重要です。
しかし、ベンダー依存が強い状態では、小規模改善でもコストがかかる、改善スピードが遅くなる、ノウハウが社内に残らないといった課題につながります。
そのため、技術共有、ナレッジ蓄積、継続改善、運用定着まで含めた支援を重視しています。
“導入すること”ではなく、“継続的に改善できること”。
これも、実装型DXの考え方の一つです。
AI活用を“現場改善”へつなげる取り組み
AI活用で起こりやすい導入目的の曖昧さ
近年では、AI活用への関心も急速に高まっています。
一方で、AIをどう業務へ落とし込むべきか分からない、導入目的が曖昧、現場活用までつながらないといった課題も増えています。
AIを“特別な技術”ではなく、“現場改善を支える手段”として捉えています。
日常業務に組み込むAI活用
当社では、情報整理、提案資料作成、ナレッジ共有、業務効率化など、日常業務レベルでのAI活用を進めています。
そのため、小規模運用から始める、実務へ組み込む、現場負荷を増やさないことを重視しています。
小さな改善を積み重ねるAI活用支援
実際の業務改善では、情報検索時間削減、作業工数削減、ナレッジ共有効率化など、“小さな改善の積み重ね”が成果につながります。
エクシーズでは、AIを“現場改善へどう落とし込むか”を重視した支援を行っています。
現場で成果につながった2025年度の取り組み
紙・Excel中心の現場業務で抱えていた課題
2025年度には、製造業向けのDXプロジェクトにも取り組みました。
このプロジェクトでは、現場業務の一部が紙・Excel中心で運用されており、作業状況の見える化が難しい、情報共有に時間がかかる、修正対応が属人的になるといった課題がありました。
現場ヒアリングから保守・改善までの一貫支援
そこで、現場ヒアリング、業務フロー整理、運用導線設計、システム導入、保守・改善対応まで一貫して支援を行いました。
特に重視したのは、「現場で無理なく運用できること」です。
単に機能を追加するのではなく、現場負荷を増やさない、小さく改善を積み重ねる、継続運用しやすくすることを前提に設計を進めました。
導入後も改善を続ける運用支援
導入後は、日次情報共有工数削減、Excel転記作業削減、状況確認時間短縮、属人化リスク低減など、運用負荷改善にもつながりました。
また、導入後も複数回の改善対応を継続し、“運用しながら育てるシステム”として支援を続けています。
福岡のシステム開発会社として、地域企業へ伴走支援
九州エリアの製造業企業を支える受託開発・DX支援
福岡のシステム開発会社として、九州エリアの製造業企業を中心に、受託開発やDX推進支援を行っています。
特に製造業DXでは、現場理解、継続改善、保守運用、段階導入が重要になるため、“現場に入り込む支援”を重視しています。
小規模改善から始める理由
製造業DXでは、最初から大規模システム刷新を行うケースもあります。
しかし実際には、現場運用とのズレ、想定外の業務負荷、改善要望増加などによって、導入後に運用が止まってしまうケースも少なくありません。
そのため、まずは小規模改善からスタートし、現場定着、業務改善、効果検証を繰り返しながら段階的に拡張していく進め方を重視しています。
2026年度、エクシーズが目指す姿
実装型・事業創造型DX支援の強化
2026年度、当社は“実装型・事業創造型”のDX支援をさらに強化していきます。
具体的には、営業部新設による提案力強化、DX開発部強化、AI活用の常態化、AWS・クラウド領域拡大、グループ連携による技術力向上などを進めていきます。
実装後の定着と事業成長まで支える会社へ
現場に定着するか、継続改善できるか、将来的な拡張に耐えられるかまで含めて支援していきたいと考えています。
今後も、“作る会社”ではなく、“事業成長を一緒に支える会社”として、お客様と向き合っていきます。
DX推進・システム開発のご相談はこちら
こんな課題を抱える企業様へ
実際にご相談いただく企業様の多くは、Excel運用が限界になってきた、PoC後に改善が止まっている、ベンダー依存を減らしたい、システム老朽化が進んでいる、DX推進を何から始めるべきか分からないといった課題を抱えています。
「まだシステム化するか決まっていない」という段階でも問題ありません。
まずは現状整理から、お気軽にご相談ください。
課題整理の段階から相談できる支援領域
エクシーズでは、製造業DX、AWS/クラウド活用、AI活用、業務改善、システム刷新、内製化支援、受託開発など、課題整理の段階からサポートしています。